仕事(花屋)がなかなかにクソでね。
どんどん人件費削っていくんですわ、その結果今当店には3人しか従業員いませんでね。
1日開店から閉店が12時間、誰かがコロナとか怪我とか何かあったら残り二人は休日なしで出っぱなしになるしかないんですよ。
もしくはどちらかが休んでどちらかが休憩なしの12時間フルでワンオペを交代でやるか
まぁ、すでに年末年始でその状態になったんで経験済みなんですけど。
どっちにしろもう基本がおかしい。
まぁ愚痴っても仕方がないのでこの話はここまでにしておきますね
さて最近買った本の話
そのクソ労働を辞める計画を立ててたんですが、色々家庭の事情などが最悪のタイミングで色々複雑に絡みに絡んできちゃって辞めるに辞められない状況に
そのストレスからドカ買いしましたよ。手塚治虫画集関係の本を。一気に。
さて買ったのこちら
一冊ずつ行きましょうか
まず
◆扉絵コレクション1971ー1989
まぁ内容は大体タイトルの通りです。
手塚治虫の画業の後半の漫画の扉絵集ですね
三つ目がとおるとかブラックジャックとか七色インコとか後半のものです。
何故かどうしてもコミックスや文庫などになると扉絵がカットされるんですよね。手塚先生の作品。
それを掻き集めてくれたものですね
手塚先生の絵の変化とかが見て取れます
何が凄いってモノクロ用に描かれた扉絵をカラーで載せてくれてるんですよ
そうするとどうなるかわかりますね
ホワイト修正の後やコピーや植貼りの跡すらバッチリ全て見えるわけです
これがなかなか刺激的。
次
◆手塚治虫表紙絵集
これもまぁタイトルの通りですね。
表紙用の絵を集めたもの、でもここで言う表紙用の絵って言うのは漫画だけの話じゃなくて
他の人の小説などの表紙に書いたやつとか、カレンダーとかポスター用の絵とか、そういうのも含まれてる
なかなか貴重な一冊
…だとは思うんだけど、どうして
どうして表紙にそんななんとも力の入ってないアトムを持ってきたかな
もっと可愛く描いてるアトムの絵が沢山あったと思うんだけど
どうして…
アマゾンのレビューにもあるけど、本当にそれだけが気がかり。
そして後ろの方のページに手塚年表が載ってて、何歳で何をやってたかが簡単に見れるんですけど
「私の歳の頃手塚先生は何をしてたかな?」って見ると死にたくなるので止めた方が良いです。天才の物差しで凡人の背を測ろうとしてはいけない…
しかし常々こういう本を買うたびに思うんだけど
著者でもない人のインタビュー載せるのって何がしたいの?
手塚治虫の生前のインタビューが載ってるならわかるんだけど、これ何故か江口寿史とかのインタビューが載ってます
江口寿史は嫌いじゃないけど別に手塚治虫の画集で江口寿史のインタビュー読みたくないなぁ…
次
◆ビンテージアートワークス漫画編
手塚漫画のキャラデザ案とか、下書きとか没原稿とか
とにかく手塚先生の漫画関係の、でも漫画そのものではない絵を色々集めた一冊
ちょっと私の説明がヘタクソだな…
中身は結構手塚治虫デッサン集(小学館)と被ってるところ多かったな
あとはファン個人蔵のサイン色紙とか載ってました。
いいなー生手塚治虫ー
私産まれた時にはもうお亡くなりになってたから手塚治虫の生きてる世界を私いきた事ないんだよなー
次
◆ビンテージアートワークスアニメ編
主にアニメ用の指示描き集でした。
半分くらいは手塚治虫アニメキャラクター設定画集(小学館)で見た感じの物
しかし大事な事は「アニメ用の指示描き集」だという事だよ
何が大事かって、アニメ用の指示描きだよ?
つまり自分じゃない人(アニメーター)に「こう描いてください」っていう指示の絵だよ?
チッ…まだわからんのか
いいだろう説明してやる
つまり、手塚治虫本人による手塚絵の描き方の本だってことだ!!
しかも他人に指示する用の絵だから丁寧に描いてあって崩れも少ない!
手塚絵習得には一番もってこいな本だと思いました。
手塚治虫アニメキャラクター設定画集でもいいけど、あれ表紙厚いし本重いしで結構きついのよね
私と同じ状況の人(手塚絵を習得したいド素人)にどちらかを勧めるとしたら私はこっちをオススメします。
そして最後にもう一冊
◆手塚治虫扉絵コレクション1950‐1970
これはまだ手元にないので何とも言えないんですけど。
手塚治虫の画業の前半分の扉絵集ですね。
メルモちゃんとかどろろとかたぶんそんな感じ
HONTOで取り寄せお願いして明日にでも取りに行こうって感じなので内容については何もまだ言えないよう。